交換工事費は?ガス給湯器の設置や取り付け・価格相場などのご紹介

お風呂・台所・洗面所などで毎日使うお湯は、給湯器なしには使うことができません。毎日使うものだからこそ、故障してお湯が出なくなったら困りますよね。また、電気代・ガス代などを考慮して、新しい給湯器に交換工事をしたいという方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、給湯器の交換工事や工事費用などについてご紹介します。

  1. 給湯器について
  2. 給湯器の工事・費用について
  3. 給湯器の工事・見積もりについて
  4. 給湯器についてよくある質問

給湯器の工事費について知りたい方や、給湯器の設置・交換について検討している方は、ぜひ最後までこの記事を読んでみてください。業者の選び方のポイントや、給湯器の工事費の料金相場などもご紹介しますので、給湯器の工事で悩んでいる方にはぴったりの内容となっております。

1.給湯器について

1-1.給湯器の種類

給湯器には、主に二つのタイプがあります。一つは瞬間式、もう一つは貯湯式です。瞬間式は、水道をひねった時に水を瞬間的に温めて、お湯にします。貯湯式は、電気代が安い夜間の時間帯に、あらかじめお湯を沸かしてタンクにためておくタイプです。

1-2.最近の傾向

最近では、エコジョーズやエコキュートなど、省エネ志向の給湯器に人気が集まっています。エコジョーズの熱源はガス、エコキュートは電気です。どちらも排熱を逃さず使用するため、エネルギーを効率的に使えるのが特徴となっています。

2.給湯器の工事・費用について

2-1.給湯器の工事について

給湯器に寿命が来て買い換える場合には、取り付け工事が必要になります。給湯器の工事では水道・ガス・電気を扱うため、自力での取り付けは不可能です。資格を持った専門の業者に依頼する必要があります。

2-2.工事費について

2-2-1.標準工事費

給湯器の工事費は、3万~4万円程度です。

  • ガスふろ給湯器:36,000円
  • ガス給湯器:30,000円
  • 高温水供給式タイプ:33,000円
  • エコジョーズ:39,000円

上記は、同タイプの給湯器の標準取り付け工事費です。

2-2-2.別途工事費が必要な場合

下記のような場合は、別途工事費が発生することがあります。見積もりをおこなう場合は、事前にしっかりサービス内容と料金を確認しておきましょう。

◆別途工事費が必要な場合

  • 各配管総延長が2m以上ある場合やリモコンを増設する場合
  • タイプ変更工事(給湯専用から追い焚き(おいだき)機能付きへなど)
  • 排気筒工事
  • 電気工事
  • 暖房端末追加工事
  • 壁貫通工事

◆別途費用が必要な部材例

  • 循環アダプター、循環パイプ
  • 排気カバー
  • 配管カバー
  • 据置台

2-3.給湯器本体の価格について

工事費以外に、給湯器本体の費用も必要になります。給湯器の主な価格は以下のとおりです。

  • ガス給湯器:4万円~7万円程度
  • ガスふろ給湯器:7万円~12万円程度
  • エコジョーズ:10万円程度

3.給湯器の工事・見積もりについて

3-1.費用の差について

給湯器の取り付け工事を依頼する際は、複数の業者に見積もりを依頼し、見積もり合わせをおこなうのがおすすめです。その際は、料金だけで判断せず、サービス内容もきちんと確認しましょう。アフターフォローなど、工事保証も重要なチェックポイントです。

3-2.注意点

工事費用や給湯器の料金が安い場合、下記のような理由があります。

  • 給湯器を安く仕入れられる
  • アフターフォローやオプション料金など、必要な費目を削って料金を提示している

後者の場合、安い料金が提示されていても、最終的には高くついてしまう可能性もありますので注意してください。

4.給湯器についてよくある質問

Q.給湯器の寿命は何年くらいですか?
A.使用状況にもよりますが、約10年が寿命となっています。寿命を過ぎた給湯器や、不具合が多くなってきた給湯器は、交換をご検討ください。

Q.給湯器の号数を上げることは可能ですか?
A.一戸建ての場合は、サイズや配管を設置するスペースがあれば、号数を上げることが可能です。マンションの場合はこれらのスペースが取れないことが多く、号数を上げられない可能性が高くなります。管理人さんや大家さんなどに事前に確認しておくと確実です。

Q.古い給湯器の処分方法は?
A.弊社に工事をご依頼いただいた場合、古い給湯器の回収も料金内に含まれております。ご自身で処分する際は、自治体のゴミ区分を確認し、指定の方法(粗大ゴミ・金属ゴミなど)で処分してください。

Q.悪徳工事業者にひっかからないようにするためにできることはありますか?
A.以下の方法がおすすめです。

  • 料金に関することは、書面やデータなど残る形でもらう
  • 不明な料金(人件費・作業代などあいまいな費目)については説明を受ける
  • 資格の有無を確認する(給水装置工事技術者・電気工事士・ガス機器設置など)
  • ネットで口コミ・評判などをチェックする

まとめ

給湯器の工事費についてご紹介しました。毎日使う給湯器だからこそ、突然壊れたり不具合が起きたりすると困ってしまいますよね。いざという時にあわてないためにも、きちんとした工事業者を選んでおくことが大切です。また、給湯器の工事費をなるべく安くするためには、見積もり合わせや、料金とサービス内容をチェックすることが重要になります。しっかりと業者を検討することで、お得に給湯器の工事をおこなうことができるでしょう。