引っ越し時のガスの解約手続き方法は? タイミング・注意点を詳しく!
引っ越しをするときは、ガスの解約手続きが必要です。しかし、いつ・どこに依頼すればいいのでしょうか。それに、立ち会いが必要なのか・料金の支払いはどうなるのかも気になりますよね。
そこで今回は、引っ越し時におけるガスの解約手続きについて詳しく解説しましょう。
この記事を読むことで、引っ越し時のガスの解約についてよく分かり、スムーズに手続きできます。まずは、記事を読んでみてください。
1.引っ越し時のガスの解約について
最初に、引っ越し時のガスの解約はいつまでに・どこに連絡するべきか見ていきましょう。
1-1.引っ越し1週間前までに連絡する
引っ越し時のガスの解約手続きは、遅くとも引っ越しの1週間前までにはしておきましょう。ガスを止める手続きには、数日かかることがあります。引っ越し前は何かとバタバタするため、早めに手続きしておくのが理想です。特に年末年始や3月末・9月末は引っ越しする人が多く、ガスの解約手続きも混み合うので注意しましょう。
1-2.ガス会社の担当窓口に連絡する
ガスの解約手続きをするには、ガス会社の担当窓口に連絡してください。連絡方法は、電話もしくはインターネットとなります。ガス会社の連絡先は、ホームページや検針票・領収書などを確認してください。
2.引っ越し時のガスの解約手続き
引っ越し時のガスの解約手続きについて詳しく解説します。
2-1.顧客番号などを伝えて解約を依頼する
引っ越し時にガスを解約するときは、以下の情報を伝えてください。
- 顧客番号(請求書などに記載)
- 契約者の住所・氏名
- 連絡先電話番号
- 引っ越し予定日時
- 解約希望日
2-2.ガスの解約手続きの流れ
ガスの解約手続きは、以下のような流れで進みます。
- ガス会社に解約手続きを依頼する
- 解約希望日に、ガス会社の作業員がやってくる
- 閉栓作業やガスもれ警報器などの撤去を行う
- 最終清算をして完了
3.引っ越し先でのガスの契約方法
引っ越し先で、ガスを契約するときに必要なものや流れなどを解説します。
3-1.引っ越し先でのガス契約に必要なもの
引っ越し先で、新居でガス契約を行うためには、以下のような情報が必要です。
- 契約者の氏名
- 新居の住所
- 使用開始希望日
- 連絡先電話番号
- 現在使用しているガスの種類
3-2.ガス契約時の流れ
新居でのガス契約時の流れは、以下のとおりです。
- ガス会社に必要事項を連絡し開栓作業を依頼する
- 指定日時に依頼者の立ち会いの下、開栓作業が行われる
- ガス設備・ガスもれ警報器の動作確認をする
- 問題がなければ使用開始
3-3.ガス契約時は立ち会いが必要
新居のガス契約時には、必ず立ち会うことになります。開栓作業・ガス器具やガスもれ警報器が正常に作動するか、契約者と共に確認する必要があるからです。都合のいい日に立ち会いとなるよう、ガス会社と調整しましょう。希望日時に作業してもらうためにも、引っ越しの2週間程度前に連絡することがおすすめです。
4.引っ越し時のガス解約手続きの注意点
引っ越し時にガスを解約するときには、いくつかの注意点があります。
4-1.解約は立ち会い不要のこともある
ガスの解約は、立ち会い不要の場合もあります。屋外だけで作業が完了する場合は、立ち会い不要のことが多いでしょう。ただし、屋内にガス会社のガスもれ警報器やガスメーターを設置している場合は、立ち会いが必要です。解約予定日に在宅できるよう、ガス会社と調整してください。
4-2.ガス器具が使えないこともある
プロパンガスから都市ガスなど、ガスの種類が変わるときは、引っ越し前のガス器具が使えなくなることがあります。新居で困ることがないよう、事前にガスの種類を確認しておください。また、新居で使用するガス器具の購入と不要になったガス器具の処分方法も考えておきましょう。
4-3.プロパンガスの解約トラブルに注意
現在プロパンガスを使用している場合は、解約する際に以下のようなトラブルに注意してください。
- 解約に応じてくれない
- 違約金の支払いを求められる
- ガス器具代の支払いを求められる
解約に応じてくれないときは、内容証明郵便を出すと効果があることがあります。違約金やガス器具代の支払いについては、契約書に記載があるか確認してください。記載がないのなら、要求に応じる必要はありません。
4-4.ガス料金の最終清算方法も確認しよう
ガスの契約を解除するときには、希望の最終清算方法を伝えて、利用可能か確認してください。清算方法は、ガス会社によって以下のような方法から選べます。
- 口座振替
- クレジットカードによる支払い
- 払込票による支払い
- 閉栓作業の場で現金にて清算
5.引っ越し時のガスの解約に関するよくある質問
最後に、引っ越し時のガスの解約に関する質問に回答します。それぞれ目をとおしてください。
Q.ガスの解約手続きを忘れていたらどうする?
A.解約するまでは基本料金が発生し続けるため、速やかにガス会社に連絡し、解約手続きをしてください。立ち会い不要の場合は、連絡した時点で手続きできます。立ち会いが必要な場合は、業者と調整して作業日程を決めてください。
Q.不要になったガスコンロを置いたまま引っ越ししていい?
A.賃貸物件で最初から設置してあった場合は、問題ありません。ただし、入居後に自分たちで購入したものは処分するか新居に持っていきましょう。置いたままにした場合、後日処分費用を請求される可能性があります。
Q.土日でもガスの解約や開始は可能?
A.多くの場合で可能です。ただし、ガス会社の指定時間内での作業となります。早朝や夜間などは、対応できないことが多いので注意しましょう。
Q.ガス器具の買い替えはどんな業者に相談するといい?
A.以下の条件を満たす業者に相談することをおすすめします。
- ガス器具の販売で豊富な実績がある
- スタッフの対応が丁寧で親切
- 見積もりは無料
- リーズナブルな価格設定
- 希望日時・場所での設置ができる
- 顧客からの評判がいい
- 保証やアフタサービスが手厚い
Q.ガスの閉栓作業や開栓作業にかかる時間は?
A.ガスの閉栓作業は10~15分程度・開栓は30分程度が目安です。何らかの不具合があるときは、余分に時間がかかることもあります。
まとめ
今回は、引っ越し時のガスの解約について詳しく解説しました。引っ越し当日までにガスを解約するためには、遅くとも1週間前にはガス会社に連絡しましょう。閉栓作業に立ち会いが必要な場合、日程を調整する必要があります。また、新居でのガス契約開始は、2週間前までに連絡しておくとスムーズです。新居での開栓作業は、必ず立ち会う必要があるので、早めに日程を調整してください。なお、引っ越しに伴ってガス器具の交換・処分をするときは、信頼できるガス器具販売業者に相談するといいでしょう。